不景気だといいつつボーナスは増えてる怪奇現象 夏ボーナス平均74万7千円=4.96%増

厚生労働省は29日、主要企業(資本金10億円以上、従業員1000人以上)の2011年夏季一時金の調査結果を発表した。妥結額を把握できた380社の加重平均は74万7187円となり、前年比4.96%増。2年連続のプラスで、1991年(5.5%増)以来の高い伸びとなった。厚労省は「夏のボーナスは東日本大震災前の経済回復が反映されたのではないか」とみている。

産業別で増加率が高いのは鉄鋼(15.99%)、繊維(11.76%)、非鉄金属(10.68%)、機械(10.61%)など。一方、減少したのは紙・パルプ(5.34%)と運輸(3.99%)。

引用元: 夏ボーナス平均74万7千円=4.96%増、震災前の経済反映―主要企業 (時事通信) – Yahoo!ニュース.


大企業の連中がこんだけボーナスをもらってる一方、こんなニュースもある。

「派遣業界問題」はいつの間に埋もれてしまったか さらに深刻化する派遣社員の厳しい現実と今後の課題

世の中に公平なんてものは無いってのは判ってるが、なんともバランスの悪い国になったなぁ。

あいかわらず不景気の北海道に春は来るのでしょうかw

どうすればいいんだ…<パート・派遣>年収200万円以下74%…厚労省調査

厚生労働省は14日、パートや契約・派遣社員など期間を定めて働く有期契約労働者に関する調査結果をまとめた。年収200万円以下の人は74.0%に上り、前回調査(09年)の57.3%より16.7ポイント増加。正社員と同じ職務内容の人に限っても200万円以下は60.3%(前回40.7%)と大幅に増えており、雇用環境が一段と厳しくなっている実態が浮き彫りになった。

調査は7月に企業(郵送調査、岩手、宮城、福島3県を除く)と有期労働者(インターネット調査)を対象に実施。5777事業所と5415人から回答を得た。厚労相の諮問機関、労働政策審議会の分科会で報告した。

今回調査は、個人の調査対象者に占める短時間のパート労働者の割合を、就業実態に近くなるよう23.6%(前回14.1%)に引き上げた。短時間のパートは賃金が低くなるため、年収200万円以下の人の割合が全体として増えた面もある。

ただ、職務の内容別に見ても、正社員と同じ業務・責任を求められる職務で200万円以下の人が60.3%だったほか、正社員より高度な技術を活用する職務で43.5%(同32.1%)▽仕事は別だが、正社員と同水準の職務76.5%(同62.0%)だった。就業形態別では契約社員47.2%(前回38.6%)、派遣社員56.7%(同45.7%)だった。

個人への調査で有期労働を選んだ理由(三つまで回答)を尋ねたところ、契約社員と期間工(直接雇用)は「正社員としての働き口がなかったから」が最も多く、契約社員で43.6%、期間工で43.1%だった。

企業調査では、有期労働者を雇っている企業の79.7%が、有期労働者なしでは「事業が成り立たない」と回答。前回(53.8%)より依存度を高めている。理由(二つまで回答)では「人件費コストが増大するから」が最も多く50.7%だった。

引用元: <パート・派遣>年収200万円以下74%…厚労省調査 (毎日新聞) – Yahoo!ニュース.


ほんとどーすりゃいいんだろなぁ…

原発でピンハネされつつ働いてる方々が頭に浮かんだよ…
あれがまさに日本の縮図なんだろうね…

テロップ制作者は懲戒解雇に – 「困らせる気なかった」東海テレビ検証

岩手県産米のプレゼント当選者を「怪しいお米 セシウムさん」などとする不謹慎なテロップを番組中で流した東海テレビ(名古屋市)は30日午前、検証番組を放送した。テロップ制作者はこの中で「思いついたことを文章に入れた。困らせてやろうという気持ちはなかった」と説明した。

検証番組は約1時間、「検証 ぴーかんテレビ不適切放送~なぜ私たちは間違いを犯したのか~」として放送。テロップ制作者は外部の制作会社に所属する50代の男性で、28日付で会社を懲戒解雇になったことを明らかにした。

4日の「ぴーかんテレビ」でこのテロップが23秒間も流れた理由について、番組プロデューサーは「番組進行の打ち合わせで放送中の画面から目を離していた」などと説明。テロップを見ていた関係者は複数いたが、オンエアと認識せず、放送を止めるのが遅れたとした。

引用元: asahi.com(朝日新聞社):テロップ制作者「困らせる気なかった」 東海テレビ検証 – 社会.


リハーサルの段階だとしても「怪しいお米、セシウムさん」なんて、よく書けたもんだなと…
それって、もうちょっと身近でみても、他のスタッフに対して喧嘩売ってるようなもんじゃないかね?
プレゼント担当のスタッフはどんな気分だったろうか。

それに、テスト用のテロップだとしたらわざわざ「怪しいお米」とか「セシウムさん」なんて書かないでも、ちゃんと岩手米とかAさんBさん…とか書けばいいんじゃないのか。なぜにわざわざそこまで書いたんだろうかってのが疑問。どうしてもテロップ制作者の思惑が絡んでるんじゃないかっていう疑念が拭いきれない。

有料電子版「朝日デジタル」開始

 

 

新聞の有料配信では紙面をPDF化して丸ごと配信するケースもあるが、「PDFでは24時間更新できない。ユーザー視点に立つと、新しい組み版を試みたほうがいい」(佐藤事業本部長)。開発時に念頭にあったイメージは、ハリー・ポッターシリーズに登場する魔法の新聞。時間ごとに刻々とニュースが更新されていく、流動的な紙面を目指した。

引用元: 「第2の創刊だ」──有料電子版「朝日デジタル」開始 「紙とデジタルは競合しない」 (ITmedia News) – Yahoo!ニュース.


「新しい組み版を試みたほうがいい」というのはよく思い切ったなと思う。

今まで紙媒体だったものをそのままPDFに変換・配信しても、ユーザには不親切なのは明らかなんだけど、制作する方にはそれがなかなか判ってもらえない。いや判っているんだけども、一度組版したものをiPad等に合うような形に組版しなおすのは当然コストが掛かるわけで割に合わない=敬遠される。

この如何ともしがたいパラドックスを上手く解決できれば、中小の出版社なり印刷会社がもっと積極的に取り組めると思うんだけども…。