暴力団に車販売しないで…1600社に要請

全国の新車ディーラーが加盟する社団法人「日本自動車販売協会連合会(自販連)」(東京)が、暴力団組員に車を販売しない方針を決め、加盟約1600社に要請したことがわかった。

高級車などは暴力団のステータスとされ、警察当局は「体面が保てずダメージになるはず。活動の封じ込めにもつながる」と注目。金融や建設など民間企業で進む暴力団排除活動が自動車販売業界にも広がった。

自販連は、国内にある大手メーカーの系列販売店や外車ディーラーなどの大半が加盟する業界最大の団体。

自販連によると、ディーラーは、約款に「暴力団組員などとの取引を拒否する」と明記。新車を販売する際、客に示して抑止的な効果を狙う。

さらに販売後に組員と判明すれば、ローン残債の一括支払いを求め、支払いがない場合、売買契約を解除できる条項も約款に盛り込む。自販連は新約款の見本を作成し、5月末、加盟社に通知した。

引用元: 暴力団に車販売しないで…1600社に要請 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞).


取り組みとしては立派だと思うんだけど、売らなければ売らないで従業員個人やその家族にヤクザの魔の手が及ぶんじゃなかろうか…そのあたりの対策はどうなってるんだろ。
そして、上記の太字ピンクの部分に関して、ヤクザがそんな求めに応じるはずがないと思うんだけど…

大体にして、こんなことで活動の封じ込めに繋がるとか考えが浅はか。
彼ら相手には「国内にいるだけで逮捕」くらいの超法規的な措置が必要で、生半可なことをしても意味がないよ。