「東電は民間企業と違う」債権放棄反発に枝野氏反論

枝野幸男官房長官は19日午前の記者会見で、東京電力福島第1原子力発電所事故の賠償をめぐり金融機関の債権放棄を促した自身の発言に経済界から反発が出ていることについて「被災者への賠償や事故収束への努力継続、安定的な電力供給という3つの公的な目的のために、国として一定の支援を行う限り、(東電は)普通の民間企業と違うのは当然だ」と反論した。

引用元: 「東電は民間企業と違う」債権放棄反発に枝野氏反論 (産経新聞) – Yahoo!ニュース.


東電が民間企業と違うというのであれば、速やかに国営化すべき。
上場して電気を売ることにより「利益を得ている」以上、民間企業の枠組みから外れるものではない。

また、政府側から金融機関に対して、東電の債権を放棄するよう促すのはお門違い。東電から金融機関に対してこのような話があったのなら話は別だが。(もっとも現在激しく批判を浴びてる東電にそんなむしのいいお願いできるとは思えないが)

その一方で、債券放棄した金融機関に対する(株主からの)訴訟が起こった場合は「利害関係者(つまり金融機関とその株主)が民間の立場で判断することだ」と枝野は言っている。しかしそれは乱暴すぎる。

東電→民間企業と違う、そこに金貸してる金融機関→民間の立場で…

東電が引き金になるであろう問題に対してこの差はどういうことだろうか。場当たりな発言・対応と思わざるを得ない。

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